無声映画「滝の白糸」上映会がいよいよ今週末9月16日(土)となりました!
小樽文学館 無声映画上映会「滝の白糸」
小樽文学館での無声映画「滝の白糸」の上映会が今週末の9月16日(土)と迫ってまいりました。
この映画は何度も観て、勉強しても同じ所で泣けてくるんですよ。
苦学生欣也が検事となり、犯罪を犯した滝の白糸と再び出逢うシーン。
これは芝居の間が良いのですね。
私の琴線にビビッと触れてしまいます。
さすが名監督の溝口健二。
この当時、長回しではないですが、芝居にこだわっているのがよくわかります。
そしてもちろん役者も素晴らしいのです。
主演の入江たか子、岡田時彦を始めとして、それぞれの役柄がピタリとハマっています。
日本の風俗文化である、見世物小屋、旅興行を描いた作品としても価値が高いものだと感じています。
お時間がございましたら、ぜひご覧下さい。
無声映画上映作品:「滝の白糸」
見世物小屋水芸の女太夫と苦学生で検事になる男の情念のドラマ「滝の白糸」
感性溢れる泉鏡花原作、溝口健二監督の貴重な作品です。
1933年(昭和8年)入江プロダクション制作 新興キネマ配給
上映時間:98分
原作:尾崎紅葉、泉鏡花共著「義血侠血」
監督:溝口健二
主演:入江たか子、岡田時彦
活動弁士:飯村宏美
日時と場所
日にち:2023年9月16日(土曜日)
開演:17時30分
会場:市立小樽文学館 2階(小樽市色内1-9-5)
電話:0134-32-2388
料金
1,000円
お問い合わせ、ご予約
電話:090-6566-4726(留守電対応 いいむら)
メール:info@silent-film.com
ホームページ:https://silent-film.com
協力、主催
協力:(株)マツダ映画社
主催:小樽文學舎