満員御礼! 無声映画鑑賞会800回記念公演「百花繚乱」(2025年3月19日)

去る3月19日(水)、東京で弁士と楽士総勢37名出演という前代未聞の公演が行われ、満員御礼の内に終了いたしました。
現在活動中の名だたる方々が勢揃いの中、私も参加させていただきました。
本番当日、会場のある東京亀戸では午前中から大雨、雷、さらには吹雪!
そのような超悪天候&平日ではありましたが、キャパ400名程のホールはほぼ満員状態でスタート。
私の出演は昼の部。
演目は1912年(大正元年)フランスで制作された「極地征服」(脚本/監督はジョルジュ・メリエス)
そしてこのメルヘン映画に音楽をつけてくれたのは、神﨑(こうざき)えりさん。
彼女は音楽修行のため単身フランスへ留学。
そこで無声映画と出会い、無声映画の伴奏をつけるようになった才女。
フランスと縁があるえりさんは、今回の伴奏を”フランスの作曲家”縛りにしてくださいました。
ドビュッシー、サティなどの曲をこのメルヘン映画ピッタリに編曲し、途中ピアニカも挟みながら、見事な演奏!
私は語りながらもその音楽に浸っていました。
メルヘン作品と言っても子供っぽくなく、政治風刺の効いたメリエス作品。
その作品にサティのオシャレな曲がよく合います。

私の持ち時間はあっという間に終わり、楽屋へ帰る時窓を見れば、どピーカン、お日様ビカビカでした。
出番が終わったあとは、諸先輩たちの説明を勉強したり、物販コーナーを手伝ったりと、実に充実した時間を過ごさせていただきました。
この公演で一番感じたことは、お客様の熱気です。
もちろん「無声映画鑑賞会」の会員様が多数いらっしゃったと思いますが、昼の部、夜の部と各4時間づつ、トータル8時間をご覧になった方もおられました。
また各部においても熱心にスクリーンをご覧になっている方々の熱意をしっかりと感じ取りました。
そして今更ですが「東京って凄いな!」と。
このような企画の成功やお客様の情熱を目の当たりにし、札幌を含む地方都市では実現が難しいと感じる部分もありました。
それでも、この熱意に触れたことで、札幌でもさらに『無声映画熱』を盛り上げるために尽力しようと、大きな力をいただきました。
本当に貴重な公演に参加させていただいて、感謝しております。
ありがとうございました!
