いいむら宏美の「自己紹介」
初めまして!
札幌を中心に無声映画の上映会を開催し、活動弁士をしています、いいむら宏美です。
このサイトでは無声映画の上映会の案内や活動報告、無声映画そのものにまつわることを書いていきます。
無声映画は今の映画と違い、セリフが少ないため、想像がより広がる楽しい世界です。
その世界を皆さまにお伝えしたいと思います。
なぜ札幌で無声映画の上映会をやろうと思ったのか?
私は2014年に札幌へ移住してきました。
それまでは東京で、フィルムライブラリーである(株)マツダ映画社が開催している話術研究会「蛙の会」に入って、無声映画弁士の勉
強をしていました。
そこでは自分の勉強している作品以外にも、毎月のように無声映画をみることができました。
ところが札幌への引っ越しで「蛙の会」も退会することとなり、無声映画とはまったく接点がなくなってしまいました。
これはわかっていたことですが、いざ現実になると急に寂しくなり「無声映画が観たい、観たい!」と枯渇感が襲ってきました。
「よし、ならば自分で企画して上映会を開催しよう!」と思い立ちました。
まずは会場探し
東京時代から知り合いであった「レトロスペース坂会館」館長の坂一敬氏と副館長の中本尚子氏に連絡、相談をしました。
坂館長は快く会場提供を引き受けてくださり、またこの企画に全面協力もしてくださいました。
無声映画の方は、(株)マツダ映画社へ連絡をして、私のやりたいことを率直に伝えました。
ゼロからのスタート、観客数も全く見込めない中でしたが、
「無声映画を札幌で広めてくれるなら協力します。」
と、温かい言葉をいただき、作品のレンタルをしてくださることに。
2016年にスタート
このようにして2016年に札幌での無声映画上映会がスタートしたのです。
手製でチラシを作り、配っていくなかで、いろいろな方々との新しい出会いがあり、そして助けていただきました。
今現在、常連の方々もできつつあり、ありがたいことにすこーしずつ活動の幅も広がってきています。
無声映画は100年近く前のものなので、DVDになっているのはほんのわずかでしかありません。
ご覧いただく機会も少ないと思いますが、私をとおしてその魅力を知っていただければと思います。
皆様、今後ともよろしくお願いいたします!