イベントのお知らせ
3年ぶりにあのイベントが帰ってきました!
”すすきの”の街中を通る川「鴨々川」を中心としたイベント「鴨々川ノスタルジア」の復活です!
一昨年、昨年とコロナ禍で中断されていましたが、本年10月29日(土曜日)に3年ぶりの開催が決まりました。
タイトルは”口伝すすきの怪談2022「白首(ごけ)たちの挽歌」”です。
毎回、”着物ファッションショー”や”職人村での体験講座”など多数の催し物がありましたが、今回は「すすきの怪談」のみ復活。
ちょっと残念な気持ちもありますが、まずは再開の第一歩を喜びたいと思います。
すすきの怪談は全3話
3人の語り部がひとり1話ずつ”すすきの”に関わる怪談話(実話)を。
それぞれが独特の雰囲気を持った朗読をお聞かせいたします。
朗読が終わったあとは、”朗読後トーク”として「言霊を伝える」(朗読者3名とゲスト2名)があります。
”すすきの”の歴史やその他興味のある話も聞くことが出来ると思います。
プログラム
17時 朗読開始(全3話)
18時 朗読後トーク
18時半 富くじ(抽選会)開始
19時 すすきのナイトツアー(希望者のみ)
脚本
真崎文子(ライター)
トークゲスト
石川圭子(民衆史研究家)
山田航(歌人 北海学園大学非常勤講師)
朗読
鬼城院 衛(読人舎主宰)
北村 郷子(人形劇団オペレ)
飯村宏美(活動弁士)
チラシ
![鴨々川ノスタルジア「口伝すすきの怪談2022」](https://silent-film.com/wp-content/uploads/2022/10/ab9d90014640cc68774a7ccc16b1d252.jpg)
「白首(ごけ)」ってなに?
タイトルにある「白首(ごけ)」ってなに?と思われた方もいらっしゃると思いますので、「さっぽろ文庫36 狸小路」(北海道新聞社)から「白首(ごけ)」について記されている部分を一部紹介いたします。
”徒につけた白首小路、即ち狸小路の名がその儘本名になってしまったんだから面白い。大ヤブに出る狸で、狸は白首の異名であった」”(11ページ)
”「薄野の公娼に対抗した私娼街として、白首屋・居酒屋・飯屋・下級飲食店等が建ち並び、〜次第ににぎやかな通りとなって来たのである」”(12ページ)
ここから白首(ごけ)とは狸小路にいた”私娼”のことだとわかります。
首筋におしろいを濃く塗っていたところから「白首(ごけ)」と呼ばれるようになったとも言われています。
今回の朗読ではこの「白首(ごけ)」のたどった人生の”情念”が語られます。
日時
2022年10月29日(土曜日)
開演:17時(開場:16時30分)
☆先着30名 着物来場の方に特典あり
入場料
2,500円
・幻スイーツ”鴨どら”付き
・空くじなしの”富くじ”付き
場所
新善光寺 本堂(札幌市中央区南6条西1丁目)
・地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」6番出口よりすぐ
・地下鉄南北線「すすきの駅」より徒歩約5分
お問い合わせ
kamonosu2022@gmail.com